○○雛

春から秋にかけて、市内にあるスポーツ施設からお弁当の発注があるのですが
その広告を新しくするため、先日、お弁当とおにぎりの写真撮りをしました。

大定番の鮭、梅、昆布をチラシに載せるため、その3種類を撮影したのですが
ふと先日、おにぎり屋のスタッフから聞いた
「梅と昆布が並んでるとお雛様みたいだね」という言葉を思い出し。

せっかく現物があるので、お皿の上に並べてみると…。

梅の赤と昆布の黒のコントラストがたしかにお雛様っぽい!
「旬の物」というわけではありませんが季節を感じられます。
あ、でも梅の花はこれからが見頃ですね。

雛人形と言えば「桃の節句が終わったらすぐに片づけないと
いつまでもお嫁にいけない」なんて言いますが
飾る日というのは、個人的にあまり聞き馴染みがありません。

調べてみると地域の風習や習慣によって所説さまざまあるそうですが
春を祝う節句である立春の日に飾るのが一般的だそうですね。

また、立春と同じく二十四節季のひとつでもある
「雨水」の日は良縁に恵まれるといわれ、この日に飾ると良いとされるそうです。
ちなみに「あまみず」ではなく「うすい」と読みます。念のため。

雨水は、天気が雪から雨に変わり、雪解けが始まる頃のことを指します。
雨=水は命の源であり母と考えられていたことから
日本神話の水の女神は「母神」と言われるようになり
子宝や安産の神として信仰されることもあるんだそうです。

雨水という水の恵みの日が水神の子宝・安産信仰に結び付いて
良縁に恵まれるという由来だそうです。

その雨水の日ですが、今年は2月19日、今日です。
私も帰ったら、小さいですが雛人形を飾ろうと思います。