3月初旬に予約受付を始めた雪むろ米。
いよいよ明日4月20日から発送が始まります。
HPからも電話からも、予約をいただいていますが
この大変な時期に決して安いとは言えない値段のお米を
わざわざ予約までして買っていただけるのって、すごく嬉しいです。
「ところで、「雪むろ」って何？」と思われるお客様がいるかもしれないので
拙いながら、少しだけ説明を。
実は、お米も野菜も呼吸をしているんですが
呼吸が進むと品質や風味は徐々に損なわれていきます。
いわゆる酸化というものです。
酸化を抑えるためには、例えばお米だったら気温が10度以下になると
仮眠状態になって呼吸を抑え、酸化することを防ぐそうです。
そこで農園では、お米を雪室の中に入れてあげるというわけです。
農園の雪室は2度～4度くらいの間に保たれており
さらには湿度の変化も、ある程度抑えることができるため乾燥も防げるので
しっかりとお米を寝かせておくことができるのです。
また低温で貯蔵することで、お米自体が凍結防止のために
自分が持っているデンプンを糖化させ、ショ糖を増加させることでお米の甘みも増します。
雪室に入れておくだけなのに、良いことずくめです。
私の拙い説明で、雪むろ米の魅力がお伝えできたか心配ですが
収穫からじっくりじっくり半年間寝かせたお米です。
今年もたくさんのお客様に美味しく食べていただければ嬉しく思います。
久しぶりに農園らしいブログが書けました笑
